大麻産業の様相は急速に変化しており、現時点で2020年代の大麻を1990年代と比較することはほとんど意味がありません。大衆メディアが現代の大麻の変化を表現する方法の一つは、その強度の変化に注目することです。
さて、「大麻は30年前よりも強力になった」という主張は、全体像のほんの一部に過ぎません。厳密に言えば、「30年前よりも高用量の大麻が入手できるようになった」という方が正確でしょう。THC含有量78%と評価されている抽出物を見れば、最初の数世代に野生のブラックマーケットで売られていた大麻がジョイントに巻かれていたことなど、その効果は矮小化されていることは間違いありません。
しかし、摂取可能な大麻製品の効果もはるかに低いです。例えばCBDは精神活性作用がないと思われ、その効果も非常に穏やかなので、多くの化粧品に使用されています。ドラッグストアが見当たらないショッピングモールでCBD入りのバスボムやボディクリームを見かけたことのある人は多いでしょう。しかし、これらの製品には全く満足していません。つまり、CBDはマリファナの効力が低い形態なのです。
実際、大麻科の植物をはじめとする様々な形態の製品について、あらゆる主張をすることができます。効果の高いものもあれば、効果の低いものもあり、また、全く異なるカンナビノイドの分離と濃縮に依存するものもあります。
投稿日時: 2022年4月20日